Web サーバというと Apache が有名だが、ここでは lighttpd をインストールして Web サーバを構築する *1。 Debian sarge には lighttpd のパッケージがまだない *2 ので、sarge 用に backport したパッケージを用意した。 ただし mod_cml などのモジュールのパッケージは用意していないので、 それらが欲しい場合は、 Debian Backports を利用するか、 lighttpd の sarge 用パッケージのビルド のページを参考に自分で用意して欲しい。
Revulo のファイル置き場 から、 以下のファイルをダウンロード。
このパッケージの動作には lsb-base (>= 3.0-3) のパッケージが必要だが、 stable のパッケージだとバージョンが 2.0 なので、 testing のパッケージを借りてくる。 Debian のミラーサイトの pool/main/l/lsb ディレクトリ (http://ftp.jp.debian.org/debian/pool/main/l/lsb/ など) から、以下のファイルをダウンロード。
mime-support のパッケージをインストール。
# aptitude install mime-support
ダウンロードしたパッケージをインストール。
# dpkg -i lsb-base_3.1-15_all.deb # dpkg -i lighttpd_1.4.11-7_powerpc.deb
/etc/lighttpd/lighttpd.conf の以下の行をコメントアウト。
server.bind = "localhost"
/etc/lighttpd/lighttpd.conf の server.document-root の設定を以下のように変更。
server.document-root = "/home/www/"
lighttpd のテストページを /home/www ディレクトリにコピー。
# cp -p /var/www/index.html /home/www/index.html # chown www-data:www-data /home/www/index.html
lighttpd サーバを再起動。
# /etc/init.d/lighttpd restart
Web ブラウザで玄箱にアクセスして、テストページが表示されることを確認。