最終更新: 2006-09-10 (日) 23:45:13
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Web サーバの構築

目次

lighttpd のパッケージについて

Web サーバというと Apache が有名だが、ここでは lighttpd をインストールして Web サーバを構築する *1。 Debian sarge には lighttpd のパッケージがまだない *2 ので、sarge 用に backport したパッケージを用意した。 ただし mod_cml などのモジュールのパッケージは用意していないので、 それらが欲しい場合は、 Debian Backports を利用するか、 lighttpd の sarge 用パッケージのビルド のページを参考に自分で用意して欲しい。

必要なパッケージのダウンロード

Revulo のファイル置き場 から、 以下のファイルをダウンロード。

  • lighttpd_1.4.11-7_powerpc.deb

このパッケージの動作には lsb-base (>= 3.0-3) のパッケージが必要だが、 stable のパッケージだとバージョンが 2.0 なので、 testing のパッケージを借りてくる。 Debian のミラーサイトの pool/main/l/lsb ディレクトリ (http://ftp.jp.debian.org/debian/pool/main/l/lsb/ など) から、以下のファイルをダウンロード。

  • lsb-base_3.1-15_all.deb

lighttpd のインストール

mime-support のパッケージをインストール。

# aptitude install mime-support

ダウンロードしたパッケージをインストール。

# dpkg -i lsb-base_3.1-15_all.deb
# dpkg -i lighttpd_1.4.11-7_powerpc.deb

lighttpd の設定

/etc/lighttpd/lighttpd.conf の以下の行をコメントアウト。

server.bind                = "localhost"

/etc/lighttpd/lighttpd.conf の server.document-root の設定を以下のように変更。

server.document-root       = "/home/www/"

lighttpd のテストページを /home/www ディレクトリにコピー。

# cp -p /var/www/index.html /home/www/index.html
# chown www-data:www-data /home/www/index.html

lighttpd サーバを再起動。

# /etc/init.d/lighttpd restart

Web ブラウザで玄箱にアクセスして、テストページが表示されることを確認。

*1 lighttpd の方が Apache よりもメモリ消費が少なくて、玄箱向きだと思う。
*2 unstable のパッケージでよければある。

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