IE8 以前の Internet Explorer は、標準では SVG ファイルの表示に対応していません。 しかし、SIE という JavaScript ライブラリを用いると、 HTML の文書内に SVG の画像を表示することができるようになります。 これを利用して、SVG ファイルをクリックするだけで直接表示できるようにする、 sie.php というものを作ってみました。
以下のページに、SVG ファイルのサンプルをいくつか置いてあります。
処理の大半は JavaScript によって行われるため、 特にブラウザにプラグインをインストールしたりする必要はありません。 ただし、サーバ側での処理を行うために、
が使える Web サーバであることが必要です。
SIE のページ から、SIE のアーカイブファイルをダウンロードしてきて下さい。 展開すると、次のようなファイルが入っています。
sie-0xx/ | ├ tool/ | ├ sie-php/ | | ├ sie.php | | └ .htaccess | : | ├ sie.js :
これらの
の3つのファイルを、SVG ファイルと同じディレクトリにコピーして下さい。
HTML の文書内で、SVG ファイルへリンクを張って下さい。 リンクをクリックすると、SVG の画像がブラウザ上に表示されます。
SIE の JavaScript のファイルは、sie.js という名前であることを想定しています。 sie-mini.js のような別のファイル名にしたい場合は、
// Filename of SIE JavaScript library. define('SIE_JS', 'sie.js');
という定義が sie.php の先頭にあるので、この部分を書き換えて下さい。
sie.js や sie.php のファイルは、SVG ファイルと同じディレクトリに置くのが簡単ですが、 別々のディレクトリに配置したい場合は次のようにして下さい。
今のところ、以下のような問題があります。
MIT ライセンスです。
sie.php は SIE のパッケージに同梱されています。 同梱されているファイルが古かった場合は、以下のリンクから最新版をダウンロードして下さい。