最終更新: 2006-08-09 (水) 01:04:55
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DNS キャッシュサーバの構築

目次

DNS キャッシュサーバの導入

LAN 内のマシンが、IP アドレスでなく名前で互いにアクセスできるように、 DNS キャッシュサーバの dnsmasq を導入する *1dnsmasq は、 大まかに言って以下のような動作をする。

  • /etc/hosts に登録されているホスト名ならば、それを利用して名前を解決
  • 載っていなければ、本来の DNS サーバに問い合わせる

dnsmasq のインストール

dnsmasq のパッケージをインストール。

# aptitude install dnsmasq

/etc/hosts に以下のように LAN 内のマシンを登録。

127.0.0.1      localhost.localdomain   localhost
192.168.0.1    router.local            router
192.168.0.2    kuro-box.local          kuro-box
192.168.0.3    ……                    ……

/etc/resolv.conf を /etc/resolv.dnsmasq にコピー。

# cp -p /etc/resolv.conf /etc/resolv.dnsmasq

/etc/resolv.conf を以下のように変更。

nameserver 127.0.0.1

/etc/dnsmasq.conf に以下の設定を追加。

resolv-file=/etc/resolv.dnsmasq
local=/local/

LAN 内の各マシンの設定

玄箱を DNS サーバとして参照するように、 LAN 内の各マシンの設定を変更する。

Windows マシンの場合:
ローカルエリア接続のインターネットプロトコル (TCP/IP) の設定で、 優先 DNS サーバーに玄箱の IP アドレスを指定。
Linux マシンの場合:
/etc/resolv.conf で玄箱の IP アドレスを以下のように指定。
domain local
nameserver 192.168.0.2
*1 dnsmasq は、設定をすれば DHCP サーバもやってくれる。小規模の LAN の場合にはかなり便利。

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