最終更新: 2006-10-24 (火) 23:40:38
このページをDeliciousに追加 このページをはてなブックマークに追加 このページをlivedoor クリップに追加 このページをYahoo!ブックマークに追加

Convert_Cache 導入による PukiWiki の高速化

目次

Convert_Cache の概要

PukiWiki では、Wiki のテキストから html への変換を、 ページへのアクセスがある度に行っている。 この方法は、 整合性が保たれてディスクの消費も少なく済む一方で、 表示速度を低下させ Web サーバーにも負荷をかける。 本来、この変換作業はページ更新時にのみ行えば済むはずであり、 どちらかというと無駄な作業をしていると言える。

この問題点を改善するために、 Convert_Cache を導入し、 キャッシュを利用した高速化が行われるようにする。 ここでは、使用条件が比較的簡単な type = body のモードで利用する。

Convert_Cache のインストール

Convert_Cache のページから アーカイブをダウンロードし、lib ディレクトリにて展開。

$ cd ~/public_html/pukiwiki/lib
$ unzip convert_cache.1.0.0.zip

残りのインストール作業をまとめて行うための パッチ をダウンロードし、以下のコマンドを実行。

$ cd ~/public_html/pukiwiki
$ tar xvfzp pukiwiki-1.4.7_convert_cache.tar.gz
$ patch -p0 < pukiwiki-1.4.7_convert_cache.diff

このパッチは、内部的には以下の作業を行っている。

  • :config/Convert_Cache ページを作成し、ページを凍結
  • 以下のディレクトリを作成し、パーミッションを設定
    • convert_cache
    • convert_cache/log
    • convert_cache/page
  • 以下のファイルにパッチをあてる
    • lib/file.php
    • lib/html.php
    • lib/pukiwiki.php
  • lib/convert_cache/class.delete.php のバグ修正 *1
  • lib/convert_cache/convert_cache.ini.php の設定を type = body に変更

Convert_Cache の設定

lib/convert_cache/convert_cache.ini.php の設定を以下のように変更。

define('CONVERT_CACHE_STATUS', false);

:config/Convert_Cache ページの *plugin に以下の設定を追加。

|ls2_1         |1_dir       | #ls2_1([$page [,...]])         |
|lsx           |0_dir       | #lsx([prefix=$page][,...])     |
*1 http://puki.0hit.net/index.php/FrontPage/cmt に載っていた修正パッチをあてている。

(Counter:1, Today:1, Yesterday:0)
トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   最終更新のRSS